ソニー TFM−9200の修理

ソニー TFM-9200の修理です。
通電すると MWは受信しますが 猛烈なハムが有ります。

分解して調べてゆくと 電源パターンの破損です。
設計時の配慮不足が原因と思われます、大きなケミコンを支えるにはパターンが細すぎます。



この不具合部分を修理して FMの対策にとりかかりました。
全く無音なので まず高周波部分とIF部分に切り分けます。
IF信号を入れると 受信しますので 高周波部分の不良と判りました。

調べてみるとCOV段の2SC930の劣化と判りました、これで局発も動いていないのです。
更にRF増幅段の悪名高い2SC710が使われているので ついでに交換しておきことにしました。
このトランジスターは壊れやすいので有名 また糸掛けをやり直すのはできるだけ避けたい。

上の画像の 白い 丸印部分です(すでにこの画像では交換済み)。

分解してみると 交換するトランジスターは下記画像の 黒い丸印部分に組み込まれています。
ダイアルの糸掛けを外さないと 作業できません、非常に嫌らしいです。



ダイアルを外したところ 気をつけないと部品が あちこち飛んでいって 大変なことになります。
できればやりたくない作業です。




ダイアルの糸掛けは簡単そうですが 意外と難しいです。
あらゆる角度から 撮影しておいて 元に戻すときの参考にします。






ダイアルの糸掛けを外したところです。
部品の交換より ダイアル機構の 取り外し 組み込みのほうが大変でした。
画像はダイアル機構を完全に外した状態です。
画像の上下が逆転している物が混在します、注意ください。



上記を 元に戻して 組み立てると 下記画像のようになります(最初の画像と同じです)。
この後 IF調整 目盛合わせ トラッキング調整をして 完了です。








2015年7月10日










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