ナショナル CA-465 真空管ラジオの修理


この受信機はUE−355Sの兄弟機種と思われる。



まず ケミコンのリークテストを行いました。
幸いにもケミコンは大丈夫でした。
同時に 出力管30A5のG1電圧を測定してみると、なんと2.73Vもあります。
12AV6の実働電圧はケミコンテスターより もう少し低いのですが、
それでも2V近くは漏れそうです。
正常動作時のカソード電圧はは5から6Vですから、この電圧は非常に厳しいです。
プレート電流が増加し出力トランスが断線するか、真空管が駄目になるかです。








このラジオはフローティングアースになっているのですが、実際は浮いていません。
調べてみると どうもバリコンの脚がシャーシと接触していることがわかりました。
ゴムが劣化して どこかで接触しているようです。
ホットボンドで補修して 修理完了です。
実はこの受信機の兄弟機種と思われるUE−355Sを修理したときも同じ現象に悩まされました。








正常に動作するようになったので、試運転すると、微かにカリカリという雑音が入るのです。
コイル類の切れ掛かりか真空管の不良と思って、次々に交換してみました。
出力管の30A5がまず怪しいと思ったのですが違いました。
12BE6を交換すると雑音が出なくなるのです。
TV−10でGMの試験をしてみても劣化が酷いので、交換することにしました。





2017年7月27日







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真空管ラジオ



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