シャープ真空管ラジオ 5X−76 の修理


シャープの5球スーパーです。
非常に行く作られいぇいます、ただ配線がからげ配線で頑丈ではあるのですが、修理で部品を交換する時には泣かされます。
非常に大変です。
真空管は12BE6 12AV6 など劣化が激しいですが、使用できる範囲でしょう。
ただ12BE6は劣化すると、全く受信できなくなるので予備球は準備しておいたほうが良いかも。
他の球が劣化した時は音が小さくなる。



ケミコンテスターで試験し、出力管のグリッドのコンデンサーを交換したうえ、通電してみました。

受信は出来るのですが、ハムが酷いのと音量調整がどうもうまくゆきません。
ケミコンも交換し、VRも交換することにしました。
ただ このラジオのツマミは押し込み式なので、軸を元のものを接続して使う必要があります。
もっとも 1度交換されていたので オリジナルではありませんでした。

500K SW付VRの軸を少し短くします。


次に 使われていたVRの軸を切り、それを6mm内径のパイプで接続します。



修理後のシャーシ内部です。



なお 安全のため ACコードも新品に交換しました。 前面から見たところ。



IFT を455KHzに調整 目盛り合わせ トラッキング調整をして修理完了です。 SWの目盛りあわせがどうもうまく行きませんでした。





2017年9月27日







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真空管ラジオ




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