ナショナル national BX-710 真空管ラジオの修理体験記

ナショナルのBX-710の修理です。
時々 大きな音が出るということで お預かりしました。



このラジオは昭和28年頃に販売された物です。
表の布は交換されています。


内部は修理されています。
不良の原因はVRでした。


使われているVRは真空管式スーパーラジオ徹底ガイド84ページの単極双投型です。
サンヨーのSS−48に使われているものとは外観は同じですが、スイッチの構造が異なります。

この形なら手持ちがあるので、交換できました。



取り付け穴の様子


新しく90度異なる位置に固定用の穴あけをします。


組み込んだ様子です。

動作確認後
IFTの調整 目盛りあわせ、トラッキング調整をして修理完了です。



修理後のシャーシ内部。

この機種はPU端子に並列に3.5mmφのジャックが組み込んでありました。
CDなどの機器を接続するためです。


修理完了後の背面。







スーパーの詳細はこちらをご覧ください。


2009年1月20日:136





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