昭和29年のラジオ

昭和29年のラジオとして、キットを紹介します。
ラジオキットは昭和20年代中頃から販売されています。
クライスラーは洒落たデザインのキャビネットを販売していました。
このキャビネットを利用した電波科学代理部のラジオキットです。
型名はキャビネットのものですから、このラジオを入手したからと言って、
同じ回路とは限りません、ご注意ください。


電波科学 29年8月号広告。
クライスラーキャビネットを使ったキット。
5S−100
5S−106
S−350
S−700





レコードプレーヤーについて
最近はCD MDその他音楽を自分だけで楽しむ方法は沢山ありますが、
昔はラジオやテレビなどを一方的に流される音楽を聞くのが一般的でした。
自分の好きな曲を聴くにはレコードしか方法はありません。
一般に機械式の蓄音器が使われていましたが、電気を使った電蓄が現れ、ある意味でステータスシンボルになりました。
以下のレコードプレーヤーはラジオのPU端子につなげば、電蓄に早代わりする優れものです。
簡単にレコードが聞けるので大流行でした。

なおピックアップ(PUと略す)はクリスタルやマグネックなど色々種類がありました。
出力電圧が違いますので、使う場合は注意が必要です。




2003年1月15日
2003年1月19日
2004年7月30日移転






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2015年2月7日よりカウント

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