国防ラジオ 4球 32 30 30 33

 このたび、国防ラジオを製作しました。国防ラジオという名前は勇ましいものです
が昭和が二桁になった前後、その頃は夜間のみ送電されていた地域も多くラジオの普
及とともに昼間、特に報道番組等の必要性から経済的な電池式として蓄電池を備え昼
間は電池で聴き夜間は聴くと同時に電池に充電を行いました。
 また、電気が通じていない地域でも、このようなセットで放送を聴取したようで
す。例に挙げると戦前、貞明皇后が灯台業務従事者に下賜された基金をもとに各灯台
従事者の駐在所へラジオを配布したとのことです。
 私がこのラジオを知ったのはラジオ少年の頃、戦後まで無電化だった地区の方から
不要となったので研究用にと頂いたものです。その頃は未熟な上、電源の問題もあり
放置していましたが、その後50数年が経過し、やっと完成させました。結果は一般
交流用のセットに近く、音量も結構あり、その地域ではラジオ体操にも使ったことが
頷けます。
 使用した真空管は、32、30、30、33 の4球式です。この球はアメリカタ
イプの球ですが、わが国独自で開発した(低電圧、低電流)球も使われました。












2010年5月16日




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